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希望への道

 03, 2007 22:59
kana.jpg

今年の9月4日に、20年来の大切な友人が卵巣癌のために、天に召されました。
明日でもう3カ月になります。
「アンジェリーナ3」では何度か彼女のことを書いてきました。
それは、彼女の意志でもあったからです。自分の生き様を見て、同じ病に苦しむ人たちを少しでも勇気づけられることができたらと彼女はブログに書くことを快く承諾してくれたのです。
学生時代から歌が大好きだった友人 かなちゃんはOLをしながら、ミュージカルやオペラなどの舞台に立ち続けました。
発病前は東京でも公演するなど精力的に活動していました。
ところが、突然の病が彼女を襲いました。告知を受け、2度の大手術をし、抗癌剤治療を続けながらも彼女は歌を歌う事を止めませんでした。
歌は彼女の生きる力だったのかもしれません。
そして、県民オペラ「ヘンゼルとグレーテル」の魔女役もオーディションで見事射止めたのです。
その公演は明日。彼女が立つはずだった舞台を別の歌を愛する誰かが引き継いでいくのですね。
8月の終わり。かなちゃんは病院のホールで「ミニコンサート」をボランティアで開きました。その数日前偶然お見舞いに行ってそのことを知りました。その時は癌は肝臓に転移し、体調はおもわしくなく、薬の副作用で顔面が半分麻痺していました。そしてその治療のために、喉から薬が投与されていたのです。
周りには止められているようでした。それでも彼女はわたしにいいました。
「私にはいつ終わりが訪れるかわからない。だから後悔のないように生きたいのです」と。
コンサートの日。ホールは大勢の人で溢れていました。
かなちゃんは、もしもの時のために点滴の管を入れたまま、舞台に立ちました。
その歌声は病を感じさせない美しいものでした。
わたしはなぜか涙が溢れて止まりませんでした。
この日のために、抗癌剤治療をストップし、廊下には医師と看護士さんが大勢待機していて、幕間に応急処置をしていたそうです。
ピアニストとチェリストの方と3人の素晴らしいコンサートは多くの方の心に希望を与えたことでしょう。
そして、そのわずか1週間後、かなちゃんは神に召されました。
その安らかな顔を今でも忘れることはできません。
今、書いていても涙が零れます。
この詩は、彼女の回復を願って書いたものです。その願いは叶いませんでしたが、これにブログ友のあんじゅなさんが加筆してくださり、素敵な歌を作ってくださいました。ライブでも歌ってくださっています。
是非お聴きになってくださいね。下の写真をクリックしてください。                   kana.jpg


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COMMENT - 5

Thu
2007.12.06
22:28

アンジェリーナ #-

URL

☆舞さん
あまりにも身近にこんなことが起きようとは、考えてもいませんでした。でも、誰にでもその可能性はあるんですよね。彼女はわたしより3歳下で妹のような存在でした。彼女を通して生きること、いつ終わるかもしれない自分の人生をどうやって生き抜くかということを考えさせられました。
彼女が旅立ったことを知り、病院に着くまでの間、泣き通しでした。あんなに泣いたのは父を亡くして以来だったかもしれません。

☆うーさんへ
ありがとう。そう言っていただけで、きっと彼女も喜んでいることでしょう。
わたしも、未だに迷い、立ち止まったりします。
でも、今できることは今だけだから、勇気を出して生きていきたいと思っています。

☆あんじゅなさん
本当にありがとうございました。
この歌はあんじゅなさんがおっしゃるように明るいタッチの歌なのに、聴くと、涙が出そうになります。
彼女の生きた軌跡を思い出してしまうから。
でも、忘れてはいけないのですよね。
「生き切ることこそ人生」
忘れずに生きていきたいと思っています。

☆未森さん
命の期限を切られた人にだけしかわからない切実な気持ちなのかもしれません。
限られた時間と闘いながら、いつも笑顔で歌と共に生き抜いた彼女の歌声と生涯を、一生忘れることはないと思います。ご主人のお知り合いの方にも歌と共に生きられた方がいらしたのですね。
歌を愛する人は、歌からの澄んだ力が宿るのかもしれませんね。

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Wed
2007.12.05
23:47

未森 奏 #-

URL

生きる、という事

後悔の無い様に生きたい。ある意味、難しい様に思えても
やはり1度限りの生であるからこそ、というのも含めて

思いだと、感じました。
ご友人の方の歌声と思いは、きっと多くの方の心に響き
心に残った事と思います。

実は私のだんなのお世話になった方に、同じ様な生き様を
残された方がいまして。

その方も声楽家で、こちらの地域でのオペラ事業や活動を
されてた方でもありました。
最後まで歌を愛してらして、事業運営にも関わっていらしたそうです。

だんなはアマチュアなのですが、声楽関連が好きでオペラの
舞台に出るきっかけや、声楽の相談でお世話になった方だったので
私とは直接の関わりはありませんでしたが、亡くなられた時
先に書いたカキこみと、同じ事を思いました。

Edit | Reply | 
Wed
2007.12.05
00:14

あんじゅな #-

URL

いのちの限りを知るより

健康で生かされていることへの感謝を忘れて漫然と生きてしまうことの方が恐ろしいことかもしれません。

かなさんとアンジェリーナさんの物語は映画よりも遥かに訴えるものがありました。

それを単に感謝という表現で表して良いのかわかりませんが、長生き=良い人生 ではなく、”生きる切ること”こそ人生なのだと感じ入りました。

『希望への道』は実はわたしは悲しい歌だと感じながら歌っています。明るいタッチの歌なのに、泣きそうになることがあります。

それでも生きろ、

自分にも誰かにも伝えたい、そう思います。

それはかなさんとアンジェリーナさんからの尊いメッセージであると思っています。

感(_人_)謝

Edit | Reply | 
Tue
2007.12.04
17:32

うー #C.OH2QCE

URL

堪えきれず、涙を流して読ませていただきました。
自分のやりたい事が出来なくて、悩みました。
だけど出来ないって悩む前に、やりたい。やってみる。
そんな勇気をいただき、そして忘れていた大事な事を、
思い出させてくれました。

今になりましたが、心からのご冥福をお祈りいたします。

Edit | Reply | 
Tue
2007.12.04
09:39

舞 #mQop/nM.

URL

精一杯生きることの大事さを実感しました。
健康で生きてる時って忘れていますよね。
でも人間いつこのような事がわが身にかかるかわかりませんよね。
その時に前を向いて進んでいく事そして何かを残せる事自分でも考えたいと思いました。

アンジェリーナさんの大切なお友達のご冥福を遅ればせながらお祈りしています。

Edit | Reply | 

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